【厚底ランニングシューズ】メリット・デメリットを解説・初心者おすすめも紹介

・話題の厚底シューズって一体何?
・初心者でも厚底シューズって履けるの?
・おすすめの厚底シューズは?

数年前からランニング業界を賑わせている「厚底シューズ」ですが、
厚底な靴の何がいいの?速く走れるの?と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。

私は箱根駅伝メンバーに入った元トップランナーの目線を持ちながら、
社会人になって全く走らず太りまくって、再度ランニングを始めた
素人ランナーの目線も持ち合わせたハイブリッドランナーです。

この記事で分かること
・厚底シューズの本質が分かる
・厚底シューズのメリット・デメリットが分かる
・厚底シューズの走り方のコツ
・初心者・中級者にぴったりな厚底シューズが分かる

この記事を読めば、厚底シューズについて理解を深めて、
初心者におすすめの厚底シューズが分かります。

結論、厚底シューズは「より速く走るための機能を搭載したシューズ」と言えます。
詳しく解説していきます。

目次

厚底シューズとは?→速く走るためのシューズ

厚底シューズはズバリ「速く走ることを追求したシューズ」です。

なんとなくトップランナー専用のシューズというイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、
半分正解で、「より速いタイムで走りたい。レースで結果を残したい」といった、
中級者から上級者向けのシューズと言えます。

厚底シューズに搭載された速く走るための機能
①カーボンプレート
②軽量且つ高反発なクッション

これらを搭載したシューズが言わば「厚底シューズ」です。
数年前に主流で合ったレース用シューズはクッションが薄かったので、
厚底シューズは厚いことが特徴であるように思えます。
しかし本質は、推進力を生むためのプレートとクッションなのです。

厚底シューズのメリット・デメリット

メリット
少しの接地の力で反発力を生む
→前への推進力が増す

メリットは反発力が高いので、少しの力で前に進むことができることです。
少しの力で前に進めるということは、筋力と体力の温存ができるため、
結果速く走ることができるのです。

近年のマラソンでも、好記録はほとんどが厚底シューズで生まれており、
結果から見ても確実に速く走るために作られたシューズと言えます。

デメリット
高反発力が故に足へのダメージが大きい
→反発に耐える筋力・体力が無いと、疲労が溜まりやすい

デメリットとしては、高反発が故に足へのダメージが大きいことです。
厚底シューズはとにかく速く走るために作られたシューズのため、安定感があまりありません。

安定感が無いと、地面を蹴る時に余計な力を使ってしまい、
筋力や体力を消耗しやすい側面があります。

そのため、初心者は走るための筋力や体力が備わっていないことが多く、
逆に疲労が溜まって失速してしまいます。

厚底シューズで走るコツは「乗る」こと

厚底シューズを履いて速く走るにはコツがあります。

本来走る時は、地面を蹴って前に進みますが、
厚底シューズの場合、少しの蹴る力で前に進むことができます。

そのため、蹴る意識を一旦忘れ、シューズに「乗る」イメージで走った方が無駄な力を使わずに済みます。

厚底シューズにはカーボンプレートが入っているので、
接地を誘導してくれる感覚があります。
ある程度シューズに身を任せて、最小限の力で前に進む感覚を掴みましょう。

マラソンなどで厚底シューズを履いて出走する場合は、
厚底シューズに「乗る」感覚を覚えてから出走するようにしましょう。

初心者・中級者向けの厚底シューズを紹介

「やっぱり初心者には厚底シューズは向いていないの?」
これまでの説明から、こう思う方もいらっしゃると思います。

安心してください。
初心者におすすめのシューズを紹介します。

プーマ「ディヴィエイト ニトロ 2」

アシックス「マジック スピード 2」

これらのシューズの特徴は、
「カーボンプレートを搭載しながら安定感も兼ね備えている」シューズです。

カーボンプレートはきちんと搭載していますので、
最小限の力で前に進む感覚は実感できます。

安定感を兼ね備えていることで、足へのダメージ、疲労の蓄積を抑え、
初心者で陥りがちな後半の失速も予防することができるようになります。

マラソンでサブ3.5〜サブ4.5を狙う方、
厚底シューズに慣れたい方にはおすすめのシューズになります。

お値段も厚底シューズの中では安価なので、一度お試しください。

まとめ

厚底シューズはトップランナーのものだけではなく、
初心者〜中級者でも履くことのできるシリーズも続々誕生しています。

厚底シューズを練習でも大会でも履いて、
これからも走ることを楽しみましょう!

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